台北市萬華区西昌街224巷は、艋舺龍山寺の近くにある「青草巷チンツァオシャン」と呼ばれる路地。
漢方薬が多く販売されていることからその名がつき、中には百年以上続いている薬草店もあります。
現在、医療の進歩と時代の変化に伴い薬草の需要が大幅に減少したため、薬草店は徐々に台湾ハーブティーなど薬草を煎じた飲み物も販売するようになっていきました。
台湾ハーブティーは、台湾ではポピュラーな飲み物で、特に高温多湿な夏に、暑さをわらげるためによく飲まれています。
青草巷の台湾ハーブティーは、新鮮な薬草を煎じていて、ほんのりと苦みを感じますが、すっきりとした味わいです。
青草巷の存在は、台湾かつての信仰療法と薬草文化を代表するものでもあります。