東海岸大地芸術祭
『東海岸大地芸術祭』は、台湾東部の自然環境や地形、歴史、ライフスタイル、創作者の美学などをテーマとした作品を展示する芸術祭です。台東と花蓮の間にある全長およそ150kmにわたって長い海岸線を、大型の天然芸術展覧場に見立てて、毎年決めたキュレーション・コンセプトを元に、アーティストが現地住み込んだり、地元の人たちと共作したりして創作をします。風景をモチーフにしたインスタレーションのほか、野外音楽コンサート、地元特産物や原住民民芸品を扱うマーケット、ワークショップなど、多数のイベントを開催されます。
今年で9年目を迎える『東海岸大地芸術祭』では、これまで40点以上の作品を制作してきました。全ての作品は、1年を通して無料公開されてますので、いつでも自然とアートを楽しむことができます。特に、おすすめのインスタレーションは、東海岸の自然景観を舞台背景に、日の入りや月の出、潮の満ち引きなど自然現象を、音楽とコラボレーションさせる「月光・海音楽会」。台東の自然を感じながら音に身を委ねる体験は、忘れないものになるでしょう。