「大稻埕」は、貿易で栄えた卸問屋街「迪化老街」だけでなく、1920年以降の台湾新文化の啓蒙の地でもあります。
19世紀後半より貿易、商業で栄えた「大稻埕」には富裕層、知識人も多く、文化活動の場所として劇場などが設置され、通俗文化の京劇、布袋戯、歌仔戯なども上演されていました。
また、当時は社会改革を目指すため、社会運動も頻繁に行われました。
現在は、昔の名残を多く留めたノスタルジックな街並みと台湾茶や台湾のお菓子などが楽しめる所として、台北の人気スポットになっていて、外国の方も多くここを訪れています。