熱帯と亜熱帯の境目で北回帰線が通る街・嘉義は、台湾最大の平原「嘉南平原」のほぼ中央に位置しています。

約400年前より開墾が始まり、農林業が盛んになっていくと日本時代には阿里山森林の台湾ヒノキの開墾を開始、嘉義は「阿里山林業鉄路」の重要な拠点となり木材輸送や物流の集散地として大変賑わう街となりました。

また、「画都」と呼ばれていたこともあり、近年、日本統治時代に専売局だった建物がリノベーションされ、嘉義市立美術館がオープン、館内に「芸術と読書の美しい出会い」をコンセプトにした「誠品書店嘉義市立美術館 期間限定店」を出店し、芸術を日常生活で楽しめるこだわりの本をセレクトしています。